君だけの星を探して

一途なオタクの現場備忘録

2017-01-08 シェイクスピア物語

※別サイトから引っ越し(2023-06-08)

 

《観劇日時・劇場》

2017年1月18日(sun) KAAT神奈川芸術劇場

2017年1月28日(sat) 中日劇場

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無駄に担歴は積み重なっているが、実はこれが五関さんの出演舞台初観劇。

というのも、やっと自分でお金を稼げるようになり遠征が出来るようになったから。これまでとても長かった。そんな思いで着席し幕が開くあの瞬間の胸の高鳴りをいつでも鮮明に思い出せる。ここからは、全く物語に集中出来ず、ただ大好きな人を目に焼き付けるのに必死だったオタクの感想の箇条書きがスタートします。

 

・開演。黒幕を纏った複数人の中に紛れる五関さんを顔も出ていないのに所作とサイズ感のみで見つける。(上手から出てくるブーツ)

黒幕を脱ぐと五関様登場。あまりの眩さに眩暈。ネッド・アレン仕様の舞台メイクがとにかくお似合いでした。はっきりとした目鼻立ちをより強調させるメイクに、五関さんの高貴さを引き立たせるヘアメイク。声を漏らさないように必死でした。

 

・ソロダンスが多かった。とてもしなやかで力強いのに繊細。その表現の幅に魅了されました。好き。

 

・いざ台詞を発した瞬間も感動しました。芯のある、どこまでも通る声。言葉がスラスラ入ってくる。

五関さんに限らずどの演者さんもさすがプロで、劇中劇の多い今作で声の使い分けが巧妙で物凄く感動した。喋り方のバリエーションってここまで操れるんだ、と。

 

・アレンがウィルを殴るシーン。2人の表情を見てると胸が痛くてしんどかった。

 

・役として舞台袖にはける時、完全に見えなくなるまでネッド・アレンである姿にグッときた。

 

・大千秋楽。鳴り止まないスタンディングオベーションにこちらが感動してしまった。五関さんからの挨拶で「再演キボンヌ」との発言がありました。お願いしますね。いつまででも待ちます。とても素敵な時間でした。

 

このような感じで、物語に関する感想がペラペラでこんな人間が一席埋めているのが申し訳なくなりました。でも、とてもいい経験でした。五関さんが長年培ってきたものをたくさん受け取れた気がします。ますます大好きになりました。

次の現場が楽しみです。